介護職で夜
勤の介護と時々日中もダブルで仕事があるという30代の男性
まずは、うつ伏せでの検査。触れてみて直ぐ分かることは、普通の方より筋肉の弾力性がない。
私は、検査の時は足から触ってみます。この方は大腿二頭筋、腓腹筋カチカチ。水分を良く摂るのでしょうかむくみも出ています。
次に上半身。肩甲上部に触れると僧帽筋が隆起しています。肩張っているんでしょうね。
肩甲間部、肩甲下部に触れると大円筋、小円筋、広背筋が硬い。
背中と腰、足自覚症状としては、だるいとのこと。まずは恒動整体の手指の神経血管反射療法でざっと全身を解します。大腿二頭筋は主に小指の付け根。腓腹筋
は小指の付け根の膨らんでいる箇所。じわーっと押圧します。次に上半身は、僧帽筋は指の水かき部分。広背筋は第2と3、第3と4中指骨間を軽く触れます。
かなり隆起がとれ、触ってみると既に柔らかくなっています。
どうですか!?と
私。
なんか楽!と
のこと。
同様に仰向けで股関節の動き、腕の稼動域を検査し調整します。
ここは恒動整体の「氣の技法」で調整しま
す。勉強会でもお伝えしていますが、「氣」が出ると、気が出ている状態で患者さんのどこでも良いのですが軽く触れると患者さんの股関節、腕の稼動域が瞬時
に良くなります。
昨日も、ゴルフをしていてコーチがあなたは身体が硬いので練習したほうが良い。といわれ、どうやれば身体の稼動域を良くなるがと言う質問を受けました。
身体全身に「氣」を流せば柔らかくな
る方法をお伝えしたところ、その場で前屈が柔らかくなりました。
この30代の男性、いつもメガネがずれてきてしまい、メガネを変えようかと思っていたらしいのですが、恒動整体を受けて、顔が真っ直ぐに成った為メガネが
ずれなくなって喜ばれていました。
私は、最後は顔面骨の捻れをとります。頭蓋骨、顔面骨が整っていないと、脳脊髄液の流れが悪くなり、全身の不調に繋がります。
それには恒動整体の「神経血管反射療法」と「氣の技法」と「傘の骨接ぎ療法」を
ミックスします。
「傘の骨接ぎ療法」は湾曲した腓骨、脛骨を直す時に使う方法で私は股関節の調整にも威力を発揮しています。
今日ご紹介するのはここのところ偏頭痛が治らないという、子育て中のお母さんです。お子様
は1歳8ヶ月の女の子でなかなか活発で夜も寝てくれないということで、お母様も寝不足気味との事でした。
早速、恒動整体を行いました。
うつ伏せに寝ていただくと、首は左に曲がり、身体全体がS字状に捻れています。
頭蓋骨は縫合がずれています。特に左右側頭骨が出っ張っていて、呼吸の仕方も大きく吸えて
ないので呼気も弱く短いのでしょう。
では、施術開始!
手の甲を軽く側頭骨のあたりに狙いを定めて押圧。縫合のずれを修復するため手の甲に軽く刺
激を与えます。
実際に側頭骨に触れて「鼻から大きく息を吸って、口から吐いて〜」を3回行い、吐く息の時
に凸を側頭骨に押し込めます。
「どうですか?」と私。「息がしやすくなりました。今、頭の痛みは無くなってます〜」との
こと。
よかったですネ!
主訴はかなり軽減しましたが、これから全身の捻れを整えて終了しました。
偏頭痛は、呼吸の仕方も関係ありますが、身体を捻って生活するとか寝る姿勢にも捻りか入っ
たり、スマホを長時間して、首を痛めてしまうことも関係あります。
偏頭痛は薬に頼らず一度「恒動整体」を試してください。
今日は、ストレスを過剰に受けると人の頭蓋骨はどうなるか?その改善方法について少し私見
を記載させて戴きます。あくまでも私見です。
うつぶせ状態になって戴き、頭蓋骨に軽く手を触れて形を感じます。
いつもご来店されるお客さまなのでいつもの頭蓋骨の形とどう違うかを感じ取ります。
今日の頭蓋骨は、浮腫みがひどく軽く触れる程度ですと骨まで分からない状態です。
少し力を加えて触れてみます。人字縫合が隆起していました。さらに広範囲に触れると環状縫
合にも隆起の箇所がみれられました。
「なー
る程。怒って話をされたため吸気が強くて縫合にずれが生じ、興奮状態で自律神経が乱れ、水を裁けなくなり浮腫みが出ていたのでしょう。この状態が長く続く
と脳にも浮腫みが生じ脳神経・脳血管がむくんだ細胞により押し潰され血行が悪くなり、挙句には痴呆がでるかも知れませんね!」
さて、この状態を恒動整体ではどうするか?
この度は、むくみをまず引かせます。
軽く大きく手のひらを広げ、ゆったりしながら、縫合に軽く触れます。
「大きく鼻から息をすってください。はい、口からゆっくり吐いて。大きく鼻から息をすって
ください。はい、口からゆっくり吐いて。大きく鼻から息をすってください。はい、口からゆっくり吐いて。ハイ良いですよ。普通にしてください。」でむくみ
がすっかり引きましたよ。
次に、手の甲の頭蓋骨に当たるところを軽く呼気とともに押圧します。人字縫合と環状縫合に
当たる反射区に行いました。
「気分はどうですか?」と私。
「楽になりました〜!」とのこと。
良かったです〜。
是非一度受けてみてください。結果はすぐに現れます。
魔法のようです!とよく言われます。
風
邪やインフルエンザ2019-01-28
風邪やインフルエンザはウイルスによるものなので抗生物質や抗ウィルス薬でしか治らないと
考えられますが、確かに治すにはそうなのです。
しかし、身体の捻れや痛みを取る事はできます。
今日も3人風邪症状又はインフルエンザ様症状でご来店されました。
まず、検査をして、異常を見つけ、手の有頭骨を十分解し、直接仙骨を調整します。左右でバ
ランスが崩れている方、扁平になっている方、尖がっている方様々です。5個の骨がきれいに並んで凸凹していない状態が正常なので形を整えていけば良いこと
になります。
また、皆様下肢の内側の内転筋が張っていて辛いので、小指をしごき、直接緩めます。
この様に上部下部を整えると殆どの風邪症状を緩和していきます。
皆様も是非試してください。
本日は、草加市から車で毎月一度はご来店される方です。
1週間前に発熱、だるさ、耳のつまり、鼻の詰まり、咳症状があり、やっと発熱・だるさは無くなったけど咳・耳の詰まり・鼻の詰まりが治らなくご来店されま
した。
私は風邪・インフルエンザ対策として「仙骨」を整えます。
「ではやりますよ!」「はい、お願い。」
うつ伏せの状態で捻れや隆起を確認します。特に先入観を持たずに・・・風邪を引いたと言うことでどうしても、C2,6やT2,6やS2,4など上下の捻れ
が有るなんで疑って掛かってしまうのですが、それだけでは無いと思いますが、結構頚椎・胸椎・仙骨、全身の筋膜を緩めることで風邪・インフルエンザ症状は
改善するものです。
「風邪を引いているときや熱が有りだるい時はここをちょっと刺激して動きを良くします。」と言いながら「仙骨」S2,4の捻れが有ったので稼動域を広げて
いきます。まず、手の「有頭骨」が仙骨に当たりますのでここをやや強めに摩ります。よ〜く解してから直接仙骨の変化を確認します。S2,4の捻れは瞬時に
取れています。「あ〜。痛い痛い〜!」とのこと。「でも、さっぱりした!!」とのこと。
次、両腕の硬結を解して「起立筋」を解します。次、下肢です。いつものように解します。これはもうご存知のように、【患者さんの左に立ち、左掌を太もも
(大腿二頭筋)にあてて、右手で患者さんの左足首を持ち膝を直角に曲げ太ももを緩ませます。これは張っている時はかなり効きます。今度は膝を中心に180
度脛を回し、太もも、膝、脛を真っ直ぐにして、腓骨小頭と外くるぶしを左右の親指と人差し指で挟み伸展します。その後腓骨小頭の左手は離さずに右手を「大
転子」に持って行き、副側靱帯を進展して緩めます。】これがいつも足を緩める方法です。勉強会では事細かくお示しします。
「は〜い。今度はまず右を下にして、横になってください。右足は真っ直ぐ伸ばして、左足は
くの字になってください。」と私。
「では、内転筋を緩めます。」と私。内転筋の緩め方は、同側の手の小指内側を押圧です。直接行った事もあります。その方法は、両手の親指で内転筋を探して
軽く触るだけです。内転筋は直接触った方が解れます。また、その隣にハムストリングも有るのでついでに解します。「わぁ〜。痛いです」とのこと。これは余
りに痛いという方の場合は、「シンアツシン」の峰の方で緩めます。ですが、痛みを伴うと今までの気持ちのよさは吹き飛んで治療効果が無くなってしまいます
ので、注意してください。余程信頼関係のある患者さん以外には直接行わない方が良いと思います。
「今度は仰向けになってください。」と私。「あっ!耳も詰まってないし今迄の症状が無く
なっているぅ。」とのこと。「そうでしょ!」と私。
仰向けで、顔面骨、両腕、両足を調整して本日は終了しました。
「座った状態で天井向いて下さい。」患者さんに上を向いてもらい、その向ける角度を確認し
ます。見えている天井の位置を覚えておいて貰います。
両手の胸鎖乳突筋・三角筋・股関節。広背筋・腰椎を緩めます。
「では、もう一度天井向いて下さい。」と私。向ける角度を確認します。「おー!反れる!」とのこと。向きが10〜30°人にもよりますが反れる様になりま
す。
「ありがとうございました。風邪気味が治ってます。家内が今寝込んでいるので、家内も近く
連れてきますね!」とのこと。
「ありがとうございました。お待ちしてます。」